写真と音楽とわたし

くだらないことばかり

おやしらずを抜いた話

今からちょうど1週間前におやしらずを抜いたときの話を少しだけ。

今回は写真とかありません。文字ばかりなうえになんか長いです。
 

4本同時抜歯

わたしの口の中では上からも下からも2本ずつ、計4本のおやしらずがすくすくと育っていた。
しかし下から生えている2本が誰に似たのかひねくれ者で、内側に向かって斜めに生えていることがわかり、
また上の2本も歯列矯正の邪魔になるということで、4本一気にぶち抜くことになった。
2本程度の素直な抜歯なら処置はそれほど難しくはないけれど、今回は4本一気に、しかも斜めに生えてきているひねくれ者をかち割って除去しなければならず、ちょっと面倒なうえに術後の出血とかも心配なので、一泊入院することになった。
 

初めての入院・オペ

術前検査がある場合は入院する朝の9時までに病院に行かなければならないけれど、わたしは前回の通院のときに検査を済ませていたので、10時ちょっと前に受付を済ませた。
同意書とかの書類を出すとさっそく病室に案内された。四人部屋だったけれどわたしの他には1人しかいなかった。
12時半までに洗顔・御手洗・歯磨きを済ませ手術着に着替えスタンバイ。
看護婦が呼びにきて手術室へ歩いて向かう。
手術台の上で腕を固定されるとさすがに緊張した。
わたしの腕は血管が見やすいらしく、保健所などで採血されるときはとてもスムーズなんだけれども、今回は違ったようで、
看護士が点滴の針を刺す(痛い)。
看護士「んー?(針を前後させて探る)」
わたし「(痛い)」
看護士「……(まだ探る)」
わたし「(けっこう痛い)」
看護士「(さんざん探って)ちょっと一回抜きますね」
まじかー
 
麻酔は局部麻酔だったけれどずっと眠っていたのでそんなにつらくない。
嘘。
最後のほう目覚めて少し抵抗した覚えがわずかにある。
 

術後

オペの終ったのが14時半ごろだったけか。
しばらくはガーゼを噛んで寝ていたと思う。
口にものっすごい違和感を覚えた。あとなんか痛い。
痛いけども、夜ごはんは食べることができた。
病院の夜は早い。9時消灯である。
病院は朝も早い。7時起床だった。
処置室というところで昨日オペをやった先生による診察があって、経過良好ということならもう退院ということだった。
先生「もうちょっと腫れると思ったんだけどなぁ。」
なぜ残念がる。
でも本当に、ほっぺたが腫れると聞いていたわりにはそれほど酷くない程度の腫れだった、この日は。
とりあえず退院が決まったので、抗生剤をもう一回点滴され薬をもらい病院を出た。
ちなみにこの点滴の時は看護婦に「ここにとても良い血管があるのでここに刺すね」と血管を褒められた。ほらみろ。
 
退院の次の日、先生の喜びそうなことが起きていた。
ほっぺたの腫れがとんでもないことになっていた。
もう顔の輪郭が別人。
母親にはカバオくんと呼ばれる。
相変わらず口の中に違和感があるのと、痛い。
口の中が痛いとごはんを食べるのがつらくて、時々涙目になりながらお昼ご飯を食べたりしていた。
素直にロキソニンを飲んでいればよかったものを。
 
その次の日からは徐々に腫れはおさまってきた。
今ではほとんど術前と変わりない。
ただ口の中の違和感と痛みはまだあるので固い食べ物は遠慮し続けている。
酒飲んでると気にならないんだけどもね。
 
それで明日もう一度病院へ行き、抜糸される。
特に何も問題無いといいな。